Oct 03, 2024
株式会社FIXER(本社:東京都港区、代表取締役社⻑:松岡 清⼀、以下FIXER)は、大阪市が公募した「令和6年度生成AI(RAG)環境サービス利用」を受注し、2024年9月19日に契約を締結いたしました。
本案件は、大阪市の行政事務業務について専門知識を必要とする業務の効率化および業務品質を向上させることが目的です。当社のエンタープライズ向け生成AIプラットフォーム「GaiXer(ガイザー)」を提供し、大阪市の条例、規則、業務マニュアルや質疑応答集などの文書をAIが理解しやすく、参照しやすい形式へ変更し学習させます。その上で、大阪市の一部業務で、職員の質問についてより精度が高い回答が得られるよう支援します。
【案件概要】
1. 案件名称: | 令和6年度生成AI(RAG)環境サービス利用 |
2. 契約期間: | 2024年9月19日〜2025年3月31日 |
3. 主な内容: | ・生成AI(RAG(注1))環境の提供 |
FIXERは、大阪市の要件に沿った安全かつ高品質な生成AI(RAG)環境を提供することで、行政サービスの効率化と品質向上に寄与します。さらに、大阪市DX戦略「Re-Designおおさか(注3)」で掲げられている「3つのDX」(行政DX、都市・まちDX、サービスDX)の実現に貢献してまいります。
(注3)「Re-Designおおさか」:大阪市が2023年3月に策定したDX戦略。デジタル技術とデータの活用により、行政サービスの質の向上と都市機能の最適化を目指す取り組み。
大阪市Webサイト https://www.city.osaka.lg.jp/ictsenryakushitsu/page/0000595495.html
■エンタープライズ向け生成AIサービス「GaiXer (ガイザー)」について
GaiXerはChatGPT等に代表される生成AI技術を活用した行政・企業向けサービスです。日々進化する大規模言語モデル(LLM)をメニューから選択して実行、結果を比較することで最適なモデルを選択できることが特徴で、Azure OpenAI Serviceを軸に開発し、データ保護機能、アクセス制御機能を通じ安全にご利用いただけるセキュリティを備えています。
業種別のテンプレートを活用したプロンプト作成支援や、ファイル、Webサイト、社内マニュアルの学習に基づく高品質な回答生成が可能で、対話形式でプロンプトが生成できるテンプレート機能もあり、利用初日から高い生成品質を得ることが可能です。加えて、クラウド上の様々なサービスと結合することで、カスタマーサポート支援や文書作成業務の効率化など、さまざまな分野での活用を可能としています。
GaiXer公式サイト:https://www.gaixer.com/
■ 株式会社FIXERについて
FIXERはクラウド黎明期に創業したクラウドネイティブカンパニーです。
当社はクラウド基盤である「Microsoft Azure」が本格的にサービスを開始する前の2009年に創業。2010年の正式サービス開始と同時にエンタープライズシステムのクラウド化をプライムとして引き受け、日本におけるクラウドの黎明期からAzure普及の一翼を担ってきました。政府がクラウドを行政システムの第1選択とする「クラウド・バイ・デフォルト原則」を示した2018年以降、エンタープライズシステムのクラウド環境へのリフト(移行)&シフト(進化)のニーズは、ますます高まっています。こうした中、FIXERがこれまで培ってきたクラウドネイティブなテクノロジーで日本のDXを加速させることが、我々のミッションであると考えています。
会社名:株式会社FIXER
代表者:代表取締役社長 松岡 清一
所在地:東京都港区芝浦1-2-3 シーバンスS館 最上階
Webサイト:https://www.fixer.co.jp/
■ プレスリリースに関するお問い合わせ(報道機関向け)
株式会社FIXER 広報担当
E-mail: prd@fixer.co.jp
TEL:03-3455-7755
FAX:03-3455-7500
※Microsoft、Azure、Azure OpenAI Serviceは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※その他記載の会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
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